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2021.09.01
外壁の吹き付け

外壁を吹き付け塗装に施工しているという人も少なくないでしょう。吹き付け塗装とは吹き付け機械を使って霧状に吹き付けて施工したものです。

まずは、外壁を吹き付けにするメッリトとデメリットについてお話します。

 

外壁を吹き付けにするメリット

 

吹き付けでは一定の間隔で塗料が噴出されるので、手塗り(ローラーやはけ)に比べて仕上がりが均一になりやすいです。

手塗だと狭い隙間はローラーが入らないので細いはけで塗装しますが、吹き付けは、細かい塗料を吹き付けるのでかなり狭い隙間でも塗装が可能です。細いハケで狭い隙間を塗ると塗りムラができやすくなります。外壁とパイプの隙間などかなり狭い場所が多い時に吹き付け工法は役立ちます。複雑な模様や重厚感ある雰囲気、立体感を出したり様々な仕上がりを出せる最大のメリットです。こだわりを強く出したい方にはオススメの工法です。

また、補修跡が分かりづらく、重厚感がより長く維持できます。特にタイルの仕上げにこのメリットがより発揮できます。

最後に、広範囲の塗装を短時間でおこなえることによって、効率的に作業が行えます。つまり施工が早く進むということです。依頼する方にとって工事費の削減につながります。コストも抑えられオススメです。

 

外壁を吹き付けにするデメリット

 

最大のデメリットといえば、塗料の無駄がかなり多いことです。スプレータイプの場合、噴射時に飛び散ることが多くかんりの無駄になってしまいます。なので職人たちは、ロスを見込んで膜厚を確保できるように塗布しています。

また、養生に手間と時間を要するので塗装するときに、塗料の飛び散り対策として養生します。手塗り工法に比べてしっかりと植木や建具などに施す必要があるのです。

最後に、塗装職人に高い技術レベルが求められます。

 

 

次に、吹き付け工法と手塗工法の違いについてお話します。

吹き付け工法はスプレータイプを使用し、厚塗りが可能な重厚感や凹凸のある立体感あふれる仕上がりになります。

手塗工法では、ローラーを使用し、吹き付け工法より施工時間が長くなりますが表面的・画一的が多い仕上がりになります。

 

 

吹き付け工法か、手塗工法かをどちらかを選ぶ基準として、外壁の仕上がりやコスト、近隣への影響を考えると良いでしょう。

仕上がりとしては、重厚感や凹凸を出したい方は、吹き付け工法でしか出ない味があるので絶対的に吹き付け工法がオススメでしょう。

コストが気になる方は、短時間の施工で済む吹き付け工法がオススメでしょう。

近隣への飛び散りなどの影響が気になる方は、無駄な飛散を最小限に抑えられる手塗工法がオススメでしょう。

 

 

吹き付け工法と手塗り工法を選ぶときは、いろいろなポイントがあります。そこで絶対必要なことは、仕上がりの判断基準の塗料めメーカーが指定しているそれぞれの性能を正しく発揮させる基準塗布量ことです。実際に工事をしてもらう業者との約束事です。

少量の塗布量で工事をしてしまうと満足のいく施工を期待できないからです。この基準塗布量は必ず守ってもらうことが最も大切です。

 

吹き付けは、ローラーの手塗り工法では出せない、個性や独特のデザインを出したい方におすすめです。自分が納得のいくデザインを考えて吹き付け工法か手塗り工法かを選択してみてください。